10日間集中セミナー 3日目

3日目 対話的アプローチ

ゲシュタルトのResnick博士が数年前に来日した時に、対話と会話の違いを明確にした。
会話とは人のことについて話すこと。対話とは自分のことを話すことである。

日常の話はたいてい他人についての話である。したがって安全だし、面白いと思うが、その時間が過ぎると何も残らない。
対話は自分のこと、自分の感覚、今の気持ち、起きていることを話すので、リスクがあり責任を取る必要がある。
カウンセリングではクライアントの話を傾聴しようとしたり、共感的態度を取ろうとすることは、この(会話)になるという。クライアントの話を全面的に受容しようとする態度もこれに当たる。
何故ならこれはセラピストが私はあなたの話に影響を受けていませんよ、というメッセージを送ることになるからだ。
対話とはセラピストが感じた感覚、沸き起こるフィーリングを伝えることである。私はあなたの話に影響を受けているよ、ということだ。セラビストが自分のことをリスクを持って(対話)しようとすることで、クライアントも自分の物語の世界から出てきて、「今ーここ」の関係性を築き開けるようになる。
セラピストはクライアントと異なる感覚、考えを伝えることはリスクをとることである。しかし、この互いの違いが出会う時に気づきが生まれるのである。

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